楽しみにしていた絵本の色校正が、午後、届きました。入稿前にモノクロでは見ていましたが、やはり色がついてくると、断然よさがひきたちます。これから目を皿のようにして、チェックを入れます。おばけが出てくるので、少しは涼しくならないかなあ。
今朝のNHKBS2「週刊ブックレビュー」で、作家の西加奈子さんが『いったいどうした? セーラーとペッカ』を紹介してくださると、編集者から聞いていたので、土曜日だけど、気合を入れて起きました。見損なわないように、昨夜テレビの方も視聴予約(最近やり方を覚えた!)をかけておいたので、ばっちり。1、2分の紹介でしたが、セーラーが見る変な夢のページも見開きごと映っていたので、うれしかったです。明日の深夜、正確には21日午前零時から、再放送があるみたいです。
暑い! もうほかに言うこと、ありません。今日は1日、家で仕事をしていましたが、窓を全開にしているのに、ちっとも風が入らなくて、蒸し暑くて、パソコンも熱くなって、フリーズして、ん? 熱くてフリーズ、変ですが、とにかく暑い1日でした。
1週間のご無沙汰でした。先週後半は東京国際ブックフェアへ行ったり、新刊のタイトルを考えるのにゲラを読み返したりしているうちに、いつにもましてあわただしく過ぎていきました。ブックフェアでは、ベルギーから来日されていた『あなたのことがだーいすき』『ちいさなしろいさかな』の作者ヒド・ファン・ヘネヒテンさんや、古くからの知人でもあるスウェーデン文化庁のヘレン・シーゲランドさんにお目にかかれて、嬉しかったです。ほかにも、思いがけない方にたくさんお会いしました。さて、懸案の新刊タイトルのほうは、いまひとつ、ぱっとしないので、頭を冷やして考えなおすことにしました。でも、この暑さ、なかなか頭が冷えなくて、困っています。
今日は七夕ですが、梅雨空がひろがっていて、星はひとつも見えません。湿度も高く、じとじと、じっとり。織姫と彦星が天の川をはんさで、すすり泣いているせいかしら……。あら、私って、意外とロマンチック。でも実際、仕事以外に今日したことといえば、古雑誌を束ねてゴミに出す、捨てるダイレクトメールの封筒に消しポンを押しまくる等々、ロマンチックとはまったく無縁なことばかり。おまけに、なんか右肘が痛いなあと思って鏡に映してみたら、昨日、窓のサッシにぶつけたところが、くっきり赤紫の痣になっていました。あーあ、冴えないなあ。
昨日から、新しい本を訳しています。ハートウォーミングな夏のお話なので、気分としては今の季節にぴったり。でも本屋さんにならぶのは、来年の夏の予定です。挿絵を日本の画家さんにお願いするので、そろそろ訳文を仕込んでおかないといけないんです。夏の話といえば、昨日の夜、『あたらしい図鑑』を読みました。少年と老人の話ということで、『おじいちゃんの口笛』と『夏の庭』を思い出しました。主人公の年齢は中学1年生で、この2冊よりも上でしたが。話の中に国語辞典が出てくるのですが、私も小学4年生のとき、母に買ってもらった小学生用の国語辞典を隅から隅まで読みました。「国語辞典って、そんなふうに読むものかしらねえ?」と、お茶を飲みにきた近所のオバサンに笑われた記憶が……。なにはともあれ、思春期にさしかかった少年の話って、やっぱり好きだなあ。
先週から頭を悩ませていた絵本の全体像に目鼻がついたので、夕方、散歩がてら本屋さんへ行きました。すると、デパートではもう夏物セールをやっているではありませんか。今日から7月だものね。ついふらふらと靴売り場に吸い寄せられ、サンダルを2足も買ってしまいました(ペッカみたいに、前足にも履く気?)。で、肝心の本は本屋さんでは見つからず、結局、アマゾンで取り寄せることになりそうです。
今日の調べ物は、花の名前の確認です。原書の挿絵とスウェーデン語の植物図鑑と日本語の植物図鑑、三つ並べて、葉の形、花びらの数などをチェックします。スウェーデン語で「森の星」と呼ばれているのはツマトリソウ、「マルハナバチの花」はフウリンダイコンソウ。学名もばっちり一致して、今日はすっきりしました。
翻訳に調べ物はつきもの。今日は、旗ざおのてっぺんについている玉を、日本語では正式になんていうのかが気になって、『絶対知らないものの名前』(幻冬社刊)を見てみました。ありました。頂華(ちょうげ)。ほう! でも、広辞苑には載っていません。あ、だから「絶対知らないものの名前」なのね。どのみち、この名前はむずかしすぎて、訳文には使えません。もっとかみくだいた言い方を考えるしかないです。竿球、国旗玉、冠頭ともいうらしいですが、どうもピンとこないです……。ふう。
こんな天気のせいか、今日は1日ねむかったです。ぼうっとしていて、あやうく洗顔フォームで歯をみがきそうになってしまいました。まずい、まずい。夕方になってようやくシャキッとしたので(歯磨き粉で顔を洗ったわけではありません)、新しい絵本に目を通しました。どんな口調で訳そうかなあ……、とイメージを膨らませているところです。
夏野菜の美味しい季節になってきました。今夜は、久しぶりに「枝豆と胡瓜の中華風和え物」を作りました。枝豆はゆでて、さやから取り出す。胡瓜は小さめの乱切り。みじん切りにしたニンニクをごま油で炒め、枝豆と胡瓜に和え、醤油、塩、米酢少々で味を調えて出来上がり。水でもどして刻んだキクラゲをほんの少し混ぜれば、より中華っぽくなります。中華街の小さな店で食べた一品を、私なりにまねしたもの。ビールによく合うので、「プレミアム」な気分になれます!
最近読んで面白かった記事があります。『三田評論』6月号の三人閑談「都会のカラス」です。カラスは空気が読める、カラスは「いつ」「どこ」に「何」を隠したかを覚えている……。うーん、私もカラスを見習いたい。そして、最後に野生動物との共生について語られているのですが、昨今のあまりに「命」を無視した世の中の事件を考えるにつけ、たいへん示唆に富んだ内容だと思ったのでした。
朝いちばんで、ウルフ・スタルクの新刊『ミラクル・ボーイ』が届きました。色校で見ていたとはいえ、「おーっ、なかなか素敵な表紙、原書よりいいじゃん!」と、寝ぼけていた頭もすっきりしました。近いうちに、スキャンしてBOOKSのページにアップします。5月26日の日記で、「6月中旬をめざす」と大口をたたいた作品も、実はウルフ・スタルク作。こちらはナンセンス物(かなり変! でも好き)で、挿絵もウルフ・スタルク。今のところの予定では、来週中には第一稿は仕上がりそうなので、大口たたいた成果ありかも(?)。
今日は、6月6日の参観日、じゃなくて、スウェーデンのナショナル・デーです。天気も、昨日までの雨ジャージャーとはうってかわって、お日さまギラギラ、暑かったです。汗だくだくになりながら、代官山のcollex SPEAKFOR で開催中のオーレ・エクセル展を見てきました。エクセルはスウェーデンの有名なデザイナーで、商品のパッケージや会社のロゴ、本の挿画などを手がけています。シンプルで、お洒落で、カッコいいデザインが多く、ココアや牛乳パックなど、とてもなつかしかったです。去年亡くなってしまったのですが、絵本の世界でも、もっともっと活躍してほしかったなあ……。
昨日は、スウェーデン大使館の「スウェーデンのコマ割り漫画展」の講演会へ行ってきました。絵本と漫画は表現的に重なる部分もあって、なかなかおもしろいイベントでした。実は、現在進行中の絵本(8月に出る予定)の作者も、昨日紹介されていたGALAGOという漫画選集に作品を載せているのです。GALAGOは日本でいうと、ガロっぽい感じかな。それにしても、スウェーデン人の漫画家さん、私の知らない日本の漫画のタイトルや作者の名前をよくご存知で、恐れ入りました。